オブジェ 【こだまの森クラフトミュージアム】今回の「こだまの森クラフトミュージアム」は、現代美術の手法のひとつである「オブジェ」を取り上げます。「オブジェ」とは、もともと「物体」とか「対象」を意味しますが、転じて、日常的な「モノ」を本来の機能やあるべき場所から切り離して示すことにより、日常的な意味とはまったく異なった新しい意味を持たせようとする試み(作品)をいいます。「いつも見慣れたものが、角度をかえたらまったく違ったものに見えた。」そんな経験をお持ちの方は多いことでしょう。作品の中でそれを実践しているのが「オブジェ」です。今回は、作品を、展示する環境と有機的に関連づけ、それ全体をひとつの芸術的空間として提示する「インスタレーション」的手法もとりいれ、会場全体がひとつの作品としてもお楽しみいただけます。長年「生涯学習の里研修センター」として親しんでいただいてきた会場に、「こだまの森クラフトミュージアム」という新しい息吹を定着させる試みといえるかもしれません。*** 2008年9月9日(火)より10月26日(日) 時間:10時から16時頃まで 休館日:祝日を除く毎週月曜日 *** ※期間中のイベント 10月25日(土)13時より ワークショップ「モビールをつくろう」開催。 音楽村周辺の自然の材料で、かわいいモビールを作りましょう。 *** 出展作家(五十音順) 田中一平 TANAKA, Ippei 1985年東京生まれ。幼少から親の実家である長野県小諸市と東京とを行き来する。2005年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科入学。ストライク!(東京土建中野支部会館)、ストライク2!(九段下テラス)などのグループ展、TAP(取手市アートプロジェクト)、川俣正「通路展」(東京都現代美術館)などのアートプロジェクトに参加。オブジェ、インスタレーションを中心に制作。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科在学中。 * 矢杉梨洋 YASUGI, Riyou 1951年上田市生まれ。木彫家荒井貞雄氏に師事。71年春陽会展新人賞。73年より同会準会員。スペインで絵と版画を学ぶ。上田市、東京銀座および関東近郊、スペインなど各地で個展を開催のほか、本の挿画(粟津則雄「音楽の魔」)、人形芝居のための人形(「北の庄」、「天女考」)なども手がける。80年よりスペイン料理店「壺屋」を営み、この分野の先駆けとしてのファンも多い。 * ユミソン yumisong 現代美術家・独学。インスタレーションやパフォーマンスを主に行う。地域性(場の力)と世界の見え方(社会)を重視したナラティブな作品を制作。 1994年より、建築や映像・平面作品を発表。2001-06年、音楽家たちとパフォーマンス[うまれっぱなし!]を共催。07年より[晩生(おくて)]を主催。08年より[経済について私が知っている二、三の事柄][TABlog:展覧会レビュー]等、執筆も行う。 |
18時30分〜21時30分kodama金曜サロン 山路みほ(筝)&金子朋沐枝(尺八)Duoライブ&ドルチェエスタシオンの洋菓子kodama金曜サロン 山路みほ(筝)&金子朋沐枝(尺八)Duoライブ&ドルチェエスタシオンの洋菓子2008年10月3日(金) 18:30-21:30 ホワイエ及びホワイエ前芝生 お菓子と喫茶をお楽しみいただけます 19:30-20:30 ホールこだま ミニステージ *** 今月のステージ 山路みほ(筝)&金子朋沐枝<ともえ>(尺八)Duo 山路みほ(筝曲演奏家)と金子朋沐枝(尺八奏者)が織りなす和のコラボ。日本はもとより、海外でも数多くの国で公演を行い、好評を得る。幅広い分野で活躍中の実力派デュオ。 今月のお菓子 ドルチェエスタシオンの洋菓子 「ドルチェ」はイタリア語で「スイーツ」、「エスタシオン」はスペイン語で「駅」を意味します。 国境を越えた新たなスイーツの出発地点(駅)として地中海の燦々とふり注ぐ太陽の様に愛情と情熱たっぷりのスイーツをお届けして参ります。 佐久市岩村田北1−22−1佐久乃おぎのや内 電話 0267-67-4247 *** 料金:1500円 主催・お問合わせ:(財)信州国際音楽村 電話0268-42-3436 |