18時00分〜20時30分【kodama金曜サロン】ハープ伝説〜第2章【kodama金曜サロン】ハープ伝説〜第2章 薔薇の王妃マリー・アントワネットのハープコンサート2014年5月2日(金) 料金:1500円 会場:信州国際音楽村ホールこだま(全席自由) *** 今月のステージ 出演:西山まりえ(シングルアクション・ハープ) 協力:Tarte <タルト>(上田市大手) *** 王妃マリー・アントワネットは漫画「ベルサイユのばら」や宝塚劇にも登場する有名な歴史上人物です。ハプスブルク家に生まれ14歳でフランス王室へ嫁ぎ、持ち前の自由奔放な性格と華やかさで人気の姫となるものの、一方で妬みや陰謀、動乱のフランス革命に運命を流された悲劇の女性です。実はその王妃には類い稀なる才能がいくつもあり、特に音楽は生涯の友だったようで、クラヴサン(チェンバロ)やハープを演奏、作曲もしました。また新種の薔薇作りにも力を注ぎ「高い知性と創造力なくしては成し得ない王妃の繊細なるセンス。」と、昨年新たに薔薇園をオープンした《信州国際音楽村》若林理事長もアントワネットについて語ります。さて、2013年1月「金曜こだまサロン〜ハープ伝説」では13-17世紀におけるハープ作品が演奏されました。今回第2章では薔薇香る音楽村で王妃御用達だったナーデルマン工房のオリジナル・ハープが登場します。王妃の作った曲やレッスンを受けたであろう作品と共に、王妃さまの音楽サロンをここに再現! 【プログラム】 マリー・アントワネット「それはわたしの恋人」「ボレロ」 W.A. モーツァルト「メヌエット」 F. J. ナーデルマン「プレリュード」 ほか 【使用楽器】 ナーデルマン作オリジナル 1775年製パリ シリアル番号29 シングルアクション・ハープ 【西山まりえプロフィール】 東京音楽大学ピアノ科卒業。同大学研究科チェンバロ科修了。渡邊順生氏に師事。大学在学中、17世紀イタリアのフレスコバルディやピッキなどのチェンバロ作品に接し、深く内省的でありながら音楽の喜びに満ちていることに魅せられ、チェンバロの道に進む。研究科終了後イタリア、ミラノの市立音楽院、スイス、バーゼルのスコラ・カントールムに留学。13-17世紀にかけての中世およびルネサンス音楽を学び、ヒストリカル・ハープをM.ガラッシ、H.ローゼンツヴァイクに師事。また、イタリアのチェンバリスト、R.アレッサンドリーニにも師事。卒業後、「コンチェルト・ヴォカーレ」や「アントネッロ」のメンバーとして活躍、チェンバロとハープ両方を操るソリストでもある。栃木蔵の街音楽祭、大分長湯ルカス音楽祭、目白バ・ロック音楽祭に招かれ、霊感に満ちた演奏で聴衆を魅了する。また海外でも評価が高く、2008年オランダ・ユトレヒト音楽祭よりソロ・リサイタルに招聘され好評を博した。古楽器を奏でる上では、バッハやそれ以前の作曲家たちがそうであったように、即興演奏を音楽の重要な要素としてとらえ、山下洋輔などジャズ・ミュージシャンとの共演を通じて、内面から溢れ出るさまざまな感情の一期一会の表現を追求している。 国内外レーベルへの録音も多い。J.S.バッハ・シリーズCD「インヴェンション&シンフォニア」「イタリア協奏曲&フランス風序曲」「フランス組曲」最新アルバム「ドメニコ・スカルラッティ ソナタ集」以上すべて「レコード芸術」誌、特選盤。「バロック・ハープとの出会い」準特選盤/朝日新聞推薦盤。「ファンタシーアの奏法 イベリア半島の鍵盤音楽」スペイン「リトゥモ」誌、最優秀推薦盤など、CDへの評価がすべて高い実力派才華である。 また、邦人としては類のないヒストリカル・ハープ奏者として、演奏や録音活動、後進の指導あたっている。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位。上原賞および栃木蔵の街音楽祭賞受賞。第23回同コンクール審査員。レコード芸術「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」に選出。 〜古楽ワークショップも同時開催中〜 【第3回 信州アーリー・ミュージック村】 2014.5.3(土)- 5.5(月) 会場:信州国際音楽村 講師:西山まりえ ハープ&芸術監督 濱田芳通 声楽 石川かおり ヴィオラ・ダ・ガンバ 高本一郎 リュート&リュートソング 小澤高志 中世ルネサンス・ダンス 詳細URL:omf.dp.jp/ お問合わせ・お申込:OMF (オアシス・ミュージック・ファクトリー) Tel./Fax: 03-6383-0771 / oasismusicfactory@gmail.com *** 「KODAMA金曜サロン」とは… 音楽村ホールこだまで毎月1回、金曜日の夜に周囲を見渡す浅間山麓の夜景とロビーでの喫茶を楽しみながら、気軽に「生の音ステージ」を楽しんで頂こうという企画で、2007年から開始し8年目をむかえます。毎回クラシックや、ジャズなどから、落語など日本の伝統芸能まで、様々なジャンルの一流のアーティストにご出演いただき、喫茶なども楽しみながらお客様に満喫していただいております。今年度は週刊うえだの協力により地域のおすすめのお店をご紹介いただき、地域の皆様や遠方よりお越しの音楽ファンの皆様に楽しんでもらう企画です。 *** 主催・お問合せ:(一財)信州国際音楽村 電話0268-42-3436 |
●信州国際音楽村について
●施設案内、ご利用方法
●ニュース
|
|