【kodama金曜サロン】鈴木大介×尾尻雅弘クラシカルギターコンサート
2014年4月11日(金) 料金:1500円 会場:信州国際音楽村ホールこだま(全席自由)
*** 今月のステージ 出演:鈴木大介、尾尻雅弘(クラシカルギター) 協力:お菓子工房HARUIRO(東御市常田) ***
出演者プロフィール
鈴木 大介 (ギター) 作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。 マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。 現代音楽の初演や、アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。 これまでに、池辺晋一郎、西村朗、猿谷紀郎、和田薫、伊左治直、各氏らほかの作曲家からギター協奏曲を含む多くの作品の初演を依頼されている。2013年にはサントリー・サマー・フェスティバルにおいて、野平一郎作曲「エレクトリック・ギターとオーケストラのための炎の弦」を演奏、またソリストとして参加した東京シンフォニエッタによるCD「天女散花」はレコードアカデミー賞現代音楽部門を受賞した。 97年に「武満ギター作品集成」がセンセーショナルなヒットを記録して後、斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、「カタロニア讃歌〜鳥の歌/禁じられた遊び〜」は2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。2013年には生誕120年の巨匠、アンドレス・セゴビアへのトリビュート・アルバムを発表し、ヴィルトゥオーゾな演奏スタイルへの賛意を表明したことが話題となった。 これまでに市村員章、福田進一、尾尻雅弘、エリオット・フィスク、ホアキン・クレルチ各氏に師事。 第10回出光賞、第56回芸術選奨新人賞を受賞。
尾尻 雅弘 (ギター) 東京生まれ。長野県軽井沢町に在住。米国バークリー音楽大学、マンハッタン音楽学校卒。バークリー音楽院にて在学中700余名のギター生徒の中から最も優秀な一人に与えられるハリス・スタントン賞を受賞。マンハッタン音楽学校では、マヌエル・バルエコ氏に師事すると共にアンドレス・セゴビア賞を受賞し卒業。第28回パリ国際ギターコンクールにて第3位。全米各地、メキシコ、イタリアなどにおいて演奏会を行ない好評を得る。1992年日本フィルハーモニー交響楽団との『アランフェス協奏曲』で日本デビュー。また朝日新聞文化財団助成公演に選ばれ、津田ホールにて5回にわたる連続演奏会『尾尻雅弘ギターサイクル1994〜1995』を開催。これまでに国内の主要オーケストラとの共演をはじめ俳優・林隆三、田村亮、ヴァイオリニスト・小林美恵、吉田恭子、チェリスト・長谷川陽子、ピアニスト・仲道祐子、ジャズ・フルート・小宅珠実らと共演。またバラエティー番組にてキャイーン・ウド鈴木を指導する。BS-2『クラシック倶楽部』、BS-i『i-style』などのTV出演の他、ラジオもNHK-FM『名曲リサイタル』、FM軽井沢、SBCラジオなどにも出演。2007年5月、軽井沢・大賀ホールにて20年ぶりの共演となるジャズ・ピアニスト小曽根真とのデュオ・コンサートを行なう。映画「ヴィヨンの妻」では劇中のギターを担当している。また2003、2012年にはメキシコにおけるギター・フェスティバルの客演として招かれている。 その他、国際映画賞受賞している映画「ヴィヨンの妻」(2009年、吉松隆作曲)や「利休にたずねよ」(2012年、岩代太郎作曲)の劇中音楽も演奏する。 公式ホームページ:http://www.ojiri.com/
*** 「KODAMA金曜サロン」とは… 音楽村ホールこだまで毎月1回、金曜日の夜に周囲を見渡す浅間山麓の夜景とロビーでの喫茶を楽しみながら、気軽に「生の音ステージ」を楽しんで頂こうという企画で、2007年から開始し8年目をむかえます。毎回クラシックや、ジャズなどから、落語など日本の伝統芸能まで、様々なジャンルの一流のアーティストにご出演いただき、喫茶なども楽しみながらお客様に満喫していただいております。今年度は週刊うえだの協力により地域のおすすめのお店をご紹介いただき、地域の皆様や遠方よりお越しの音楽ファンの皆様に楽しんでもらう企画です。 ***
主催・お問合せ:(一財)信州国際音楽村 電話0268-42-3436
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